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【書評】堀江貴文「多動力」をKindle Unlimitedで読んでみた感想

こんにちは、まほろばんです。

相変わらず、暑い日が続いていますね。
子どもが夏休みに入ったので、休日の午前中は海水浴、午後は自宅で過ごしています。

今日は、今さらですが堀江貴文さんの「多動力」を読んでみました。
僕は特にホリエモンさんのファンと言うわけではありません。

この「多動力」を読んだ理由も、Kindle Unlimitedのリストに入っていたからですが、
内容はすごくわかりやすかったので、休日の読書にぴったりでした。

今回は、その内容や感想などをまとめてみたいと思います。
夏休みの読書の参考になれば幸いです!

「多動力」ってどんな本?

今回読んだ本は、堀江貴文さんの「多動力」。
すでにご存知のかたも多いと思いますが、ぼくなりの感想をまとめます。 

「多動力」とは、いくつもの異なることを同時にこなしていくこと。


堀江さんは、自身が多くのプロジェクトを抱え、その経験から今の時代に必要なのは、
この「多動力」ではないかと主張しています。

宇宙開発やグルメ情報の発信など、いくつもの肩書きをもつ堀江さん自身の経験が多く記されていて、その1週間のスケジュールは圧巻。

昔は「注意力がない」「飽きっぽい」などとマイナスイメージが強かったことが、
なぜ今、大切なことなのか。その理由などが著書を通じて書かれています。

読書層は高校生から大人まで幅広い

この本は、誰に向けて書かれているか。
個人的には、高校生から大人まで幅広く読めると思います。

とくにオススメなのは、「公務員」や「サラリーマン」の方。
僕自身もそうですが、社会のしがらみを感じる時に、もっと自由にふるまっていいということを知ることができるのではないでしょうか?

そして話は教育論にも及びます。

僕が思うに、日本の「バランス教育」は子どもの集中力と好奇心をそぐようにできている。 よく大人になってから「好きなことが見つからない」「やりたいことが見当たらない」という人を見かけるが、ここに原因がある。(堀江貴文 著「多動力」より)

 

日本の教育や美意識が、「1つのことをコツコツとやる職人タイプを賞賛する」という傾向にあるため、多くの子どもがそれにとらわれていると指摘。

誰もがイチローになれるわけではないからね。

子どものうちから考え方を柔軟にすることが大切だと感じました。 

百科事典を買い与えることではない

本には、少年時代の堀江さんが、両親に百科事典を買ってもらい暗記したエピソードが描かれています。これを読んだ母親の方が「百科事典を子どもに買おうかな」とつぶやいたところ、堀江さんは大否定。

インターネットでいくらでも調べられる時代に、百科事典を勧めているわけではないと主張しています。 

逆に、会議やテレビの収録中に「スマホを触るな」と注意されることの違和感を指摘。
限りある時間をうまく使うことが、大切だと言います。

この辺りの指摘は、ぼくも全面的に賛成。
時代が猛スピードで変わっていくのに、教育や価値観が変わらないことは残念です。

1時間ほどでサクッと読める

本の中でもご自身が解説していますが、堀江さんの本は、ほとんどが口述筆記。
ライターが書いたものです。

なので、どれも読みやすいのが特徴。
「多動力」も1時間ほどでサクッと読めます。


このほか下記の本を読みましたが、どれもすぐに読めました。

 

 
個人的に今もっとも注目しているのが落合陽一先生。情熱大陸に出演された時は、「レトルトカレーにストローを突っ込んで飲み干すのがいつもの食事」という荒技を見せてくれましたが、考え方がとても面白い!

堀江さんも今の時代の考え方を象徴する人だと思いますので、二人の対談は興味深い。
次は、この本を読みたいと思います。