銀座の寿司!誰でもわかる「予算から予約マナー」作法まとめ
こんにちは、まほろばんです。
寿司の番組を手がけたことから、銀座の寿司店を訪れる機会が多くなりました。
きっかけがないと踏み込む勇気が持てない「江戸前ずし」の世界。
でも1度行ってみると、案外簡単!
思い出に残る食事体験は、自分へのご褒美や家族の記念日などにオススメです。
今回は、銀座の寿司店の「予算から予約方法」までご紹介します!
予約する時のマナーは?
今回訪れたのは、銀座・木挽町の「とも樹」さん。
歌舞伎座の真裏に店を構えて12年、銀座の一等地に立つ高級すし店です。
まず、予約の方法ですが、お店に電話をかけるのが一般的です。
気をつけたほうがいいのは、電話をかける時間帯。
通常、すし屋の朝は仕込みの時間帯です。
お店によってランチもあるので、午前中はめちゃくちゃ忙しいです!
こんな時に電話がかかってきたら、誰でもイヤですよね。
だから電話をかけるのは、ランチが終わった午後2時半から3時くらいが理想的。
夕方からは、また夜の営業の準備があるので、忙しくなってしまいます。
目安としては、1週間くらい前に予約をすれば大丈夫だと思います。
「おまかせ」システム!気になる予算は?
すし屋がほかの店と違う点は、メニューがないこと。
銀座の店は、基本的に「おまかせ」というシステムです。
これは、すし職人が握るネタを決める方式。
その日の魚の仕入れによって、理想的な順番で握ってくれます。
メニューがなく値段もわからないので、鮨が出てくるたびに緊張・・・
味よりも、値段が気になって仕方ない状況に・・・
でも、心配いりません。
緊張しないですむように、予約するときに予算を伝えておけばいいんです。
銀座の今の一般的な値段だと「おまかせ」が1人3万円〜くらいですね。
お酒を飲んだりすると、さらに金額があがります。
今の時代ならインターネットで店のおおよその値段がわかります。
それを把握した上で、事前に予算を伝えておきましょう!
とてもおいしかった函館直送の「うに」。
感動すら覚えます。
形を維持するために使われる「ミョウバン」を使っていません。
なので、うに本来の味が際立っています!
職人仕事を理想的な流れで味わうことができるのが「おまかせ」システム。
好みを伝えておけば、究極のオーダーメイド料理を楽しめるのです!
気をつけたい!カウンターのマナー
初めて訪れる店は、誰でも緊張するもの。
職人さんも接客のプロなので、居心地のいい空間を作り上げてくれます。
お店にもよりますが、この「とも樹」さんは気さくな雰囲気。
旬の魚の話などをしながら、リラックスさせてくれるんです。
店によって黙々と握る職人もいます。
そんな時は、握る姿を見つめましょう。
目の前で握ってくれる姿は、まさに芸術。
江戸時代には「妖術という身で握る鮓(すし)の飯」と川柳に詠まれたほどです。
余計な緊張は必要ありませんが、気をつけるべきマナーはいくつかあります。
①知識をひけらかさない
もっとも嫌われる客のパターンがこちら。
知識をひけらかすお客さんです。
「あの店で食べた・・・がうまかった」など通ぶって話をする客は嫌われます。
あと、他の店の話もしないほうがいいですね。
②香水をつけていかない
カウンター席なので、周りのお客さんに配慮することが大切。
香水、タバコなど、匂いには気をつけましょう。
③好きなネタばかり頼まない
おまかせが基本ですが、お好みによってネタを頼むこともできます。
ですが、おいしいからといって好きなネタばかり頼むのはNGです。
他のお客さんのことも考えましょう。
とも樹 店情報
住所:東京都中央区銀座4-12-2
電話:03-5550-3401
定休日:日曜・祝日
まとめ
「江戸前ずし」は、総合芸術です。
調度品や器まで、職人のこだわりが詰まっています。
元々は、江戸時代に屋台として始まった食文化。
それが今や日本を代表する高級料理に変貌しました。
今、銀座には多くのすし屋があふれ、海外からのお客さんで賑わっています。
機会があれば、ぜひ一度、訪れてみてください!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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